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教育は競争ではなく共生

教育指導では、競争社会から共生社会への変遷があります。リーダー的存在は必要ですが、ボスは不要だという教育者もいます。力は若い者に比べれば劣るでしょうが、最年長者がボスになりますが、今は、若い者が最年長の補佐となり、リーダー的力を発揮している共生社会になっています。『もちつもたれつ』といった内容がぴったりハマるようです。争いもなくなり、成功も失敗も分け合うようになります。これなら、下っ端からも不平不満がでません。話がガラッと変わりますが、保健教育では、受胎する際に、競争をして勝ち残った一匹の精子のみが受胎に成功します。この説が、弱肉強食の競争社会を肯定する考えとなっている話も出ています。しかし、競争するのではなく、一つの卵子に対して、一番よい子どもを残せそうな精子を選び、みんなが応援し、サポートして受精させている一説をあげている者もいます。このことは、教育法として子どもたちにも教えるべき内容です。

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